ここのところ、ものすごく忙しい。いま大急ぎで新作ゲームをつくっている。急がなければならないのには理由があるけれど、ここには書けない。なんにせよ、のんびりしている場合ではない。勤務先も、年度末だけあって忙しい。政府系の機関なので、年度末は忙しいのだ。
忙しさが緩和されればこの精神状態が楽になるかと言われれば、そうとも限らない。つくらなければならないものは無数にあって、できるだけ早くつくってしまいたい。すでに、一生かかってもつくりきれないほどの企画が頭の中に存在している。ひとつでも多く形にするためにも、サボっている場合ではないのだ。
そして、本当のボトルネックは忙しさではない。一人でやろうとしていることだ。これは結構前からわかっていたことで、だからこそ一人でやらずに済むように、チームをつくる方向にシフトし始めた。すでにいろんな人に作品に関わっていただいている。本当にありがたいことだ。とはいえ、一人で抱えようとする癖は簡単には治らない。チームと書いているけれど、実態としてチームとは程遠いところも多い。まだまだ課題は山積みで、それを解決するためにあれこれ努力しているけれど、その努力を一人でやろうとしているわけで、なんというか、これで合っているのか、正直よくわからない。
とはいえ、これ以上どうすることもできないのも事実。できるだけいろんな手を尽くして、人にお願いできるところはお願いしているし、自分でできるところは自分でやっている。人にお願いするのにもお金がかかる。お金を度外視した関係は築けていない。お金を稼ぐためには努力する必要があり、限られた時間で創作を前に進めるためには、さらに努力しなければならない。
休めとよく言われるけれど、休んだ分だけ夢は遠ざかる。一応、平均程度には寝ている。睡眠と食事以外のほとんどの時間をなんらかの活動に充てている。人と会わないしゲームもしない。観たい映画は山ほどあるけれど、あいにく観ている時間はない。そんな生活が、持続可能ではなくなってきたのかもしれない。でも、仮にそうだとして、どうすればいいのか私にはわからない。
どんな手を尽くしてでも、つくるべきものをつくるしかないのだと思う。そうすることでしか生きられないし、そうすることでしか救われない。このように客観的に書くと、我ながら可哀想だなと思わなくもないけれど、主観的にはとても幸せなことだ。体力や精神力の面で多少しんどいというだけで、やりたいことをやれる環境というのは、大変恵まれているといえる。
あとは、理想のチームなんて高望みはしないから、誰か一人が隣にいてくれたら、と思う。それで解決するとは思わないけれど、そうでなければおしまいだ。こんなところで終わりたくはない。もう一人で抱えたくはない。そんなことも素直に伝えられないくらい、私は弱い人間だ。