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罪悪感で生きている

池田大輝
·
公開:2026/8/11

罪悪感というか、申し訳なさというか。今だってそう。こんなエッセィを書いている場合ではない。新作ゲームをとっととリリースしなければならない。たくさんの人がすでに関わってくださっている。開発中止は絶対にあり得ないにしても、遅らせることもできるだけしたくない。やると決めたことの多くが自分のせいで遅れている。本当に申し訳ない。罪悪感に押しつぶされそうだ。

もう、ずっとそうだった。これからもそんなふうに生きるしかないのだろう。余計なことをしたせいで、無実の他人が巻き込まれてきた。一人で孤独に生きれば誰も迷惑を被らない。もちろん、それが極論であることはわかっている。人は一人では生きていけない。多少は迷惑をかけ合いながら、それでも支え合いながら生きている。そんなことはわかっている。ある種の社会性というか、お互い様の精神というか、そういうものが著しく欠けているのかもしれない。すべてを自分で抱えてしまう。一人で抱えてしまったがゆえに、迷惑がさらに波及する。昔から同じことを繰り返している。どうすれば良いのかは今もわからない。

何かに押しつぶされそうになりながら、苦しみながら生きるしかないのだと思う。楽になる唯一の方法は、死ぬことくらいしか思いつかない。死にたいとは思わない。まだまだやりたいことがたくさんある。死ぬわけにはいかないのだ。生きている限り苦しいのならば、それを受け入れるほかにない。いずれ苦しみにも慣れる。それで良いのか、という問いは残る。苦しみに慣れてしまったら、そこから何かを生み出すことができなくなってしまうのではないか。という直感がおそらく生まれながらに備わっているせいで、茨の道を選びたくなるのだ。茨の道を歩むほど、罪悪感は積もっていく。それに慣れてしまわぬように、次の茨の道を探す。それが唯一の生きる道。罪悪感を消す方法を一つだけ挙げるとしたら、誰かに隣で同じ道を歩んでもらうくらいしか思いつかない。こちらから声をかけるわけにはいかない。そんなことをしたが最後、本当に押しつぶされてしまうかもしれないから。

@radish2951
恋愛ゲームをつくっています。毎日21時頃にエッセィを更新しています。恋愛ゲーム『さくらいろテトラプリズム』をよろしくお願いします。 daiki.pink