このようなタイトルのエッセィを書くことでコアなファンの割合を推定できる。という冗談はさておき、コアなファン向けに何を書けば良いか。来週、地元・秋田に帰省する。池田大輝が秋田出身であることくらい、コアなファンじゃなくても知っているかな? Xのプロフィールに書いてあるし。先日、とある人にお会いした際「東北の人だとは知ってたけど」と言われ、少しショックだった。それくらい目に入っていなかったんだなあ、と思って。彼女は知り合いがとても多いし、無理はないと思うけれど。秋田に帰るのは、竿燈まつりを見に行くためである。秋田竿燈まつりは、コアなファンでもたぶん知らないだろう。なかなかの迫力なので、一度くらいは見に行くことをおすすめする。実家が竿燈まつりの提灯をつくっている。先日、秋田のテレビで放送されたらしい。テレビに出ても宣伝効果はあまりない。とはいえ、秋田はテレビを見る家庭が比較的多いと思う。なんだか、のんびりしている。実家に帰ると時間の流れがゆっくりに感じる。ただし、建物が古いので、アレルギーで鼻がやられる。実家アレルギーなのだ。
秋田出身の有名人はあまり知らない。声優の浅野真澄さんは秋田県能代市のご出身である。去年の夏のコミケで漫画家の畑健二郎先生のブースにお邪魔した際、浅野さんが奥のほうにいらっしゃるのを遠目に見た。お二人はご夫婦である。浅野さんは、私がかつて勤めていた日本ファルコムというゲーム会社の『英雄伝説 零の軌跡』にノエル・シーカー役でご出演されている。初めてプレイしたファルコムのゲームだ。それを布教してくれたのも秋田の友達である。彼とは小学校からの友達。ちょうど1年くらい前には『都市伝説解体センター』を布教して(というか買って)くれた。面白かったし、なんだかんだ影響を受けている。池田大輝への布教がやけにうまい友人が少数ながら存在する。思えば、みんな秋田の人だ。私のことをよくわかってくれているのか、あるいは、東京に出てきてから何かが変わってしまったのか。
東京にずっといたいとは思わない。今は新宿に住んでいる。歌舞伎町のTOHOシネマズまで徒歩で30分くらいの場所である。少なくとも数年はいるつもり。職場も含め、環境としては恵まれている。今のうちに、やりたいことをどんどんやりたい。忙しすぎるのが難点だけれど、まあ、なんとかするしかない。いずれ秋田に帰るのかはわからない。秋田に住むなら、無駄に広い土地が欲しい。無駄に、というところがポイントだ。ただ広いだけではつまらない。土地はいくらでもあるのだから、アメリカみたいに広い庭を持つことはできるはず。広い場所が好きなのだ。東京は狭すぎる。秋田はそのうち消滅するだろう。誰もいない土地に住むというのは、食の心配を除けば、理想的な住環境である。さて、コアな話をしていたつもりが、普段の調子に戻ってしまった。コアなファンはどんな話を読みたいのだろう? そもそも、コアなファンがいなかった場合、このエッセィ(特に終盤。つまりこのへん)は誰にも読まれないことになる。誰にも読まれない文章を書くというのは、あまり良い趣味だとは思えない。個人的には趣味ではない、ということ。どうせ書くなら、誰かに読んでもらいたい。自己満足で創作はできない。では、なんのためにつくるのか? 誰のために生きるのか? 生きてるその意味を探し続ける それが生きることさ きっと。『零の軌跡』の主題歌『way of life』の歌詞から引用。ファルコムの楽曲はJASRACに管理されていないから、文句が来ることはないはずさ きっと(そもそも、JASRAC管理の曲であっても、歌詞の引用は全く正当な行為である。という蛇足も辞さない構えはコアなファン向けならではである)。