「しずかなインターネット」に毎日更新しているこれらのエッセィはもちろん、日々Xに投稿している文章も、写真も、ゲームの中身も、タイトルも、キャラクターの名前も、あるいは、どれほど些細に見える言葉の断片でさえも、すべてが伏線である。書いた時点では伏線じゃなかったとしても、あとから回収すれば伏線だったことになる。要するに、池田大輝とは壮大なミステリィなのだ。あなたが読んでいるのは序章の最初の数ページに過ぎない。目次にすら到達していない。物語は始まったばかりだ。大どんでん返しがあるかもしれないし、ないかもしれない。という文章ももちろん伏線である。この先にどんな展開が待ち受けているのかは、ネタバレになるので言えない。続きが気になる人は、ぜひページを捲り続けてほしい。あなたがページを捲るのと同じ速さで、私はこの物語を書いている。

恋愛ゲーム作家。エッセィを毎日更新しています。恋愛ゲーム『さくらいろテトラプリズム』をよろしくお願いします。
daiki.pink