どうしてこんなに忙しいんだろう。わからないなあ。忙しくありたいわけでも、忙しいアピールをしたいわけでもない。忙しいのは情けないことだと思う。もっと余裕を持って、のんびり生きるほうが絶対に良い。忙しくせずとも生きていくことはできる。つまり、ただ生きるだけでは飽き足らず、欲張っているから忙しいのだ。
そう、私は欲深い人間である。あれもしたい。これもしたい。やりたいことが多すぎて、この狭い余白には書ききれない。余白は広いに越したことはない。窮屈なデザインは見栄えが悪い。こんなに余白があって良いのか、と思うくらい余白を設けるべきなのだ。
ということを、親しい友人たちはよく知っている。私が余白を埋め尽くそうとする癖をよく理解している。私からペンを取り上げて、無理やり余白をつくってくれる。余白を生み出すことは、それを埋めることよりも創造的な営みである。忙しいと嘆く私を連れ出して、カフェでのんびりお茶をすることは、私の創作活動に対する最もダイレクトな支援のひとつといえる。