11月23日（日）に東京ビッグサイトで開催される文学フリマ東京41に出店する。今年は5月にも出店して、それが初参加だったから、次で2回目になる。ここ「しずかなインターネット」に毎日書いているエッセィ（これのこと）を加筆・編集したものに、書き下ろしを加えたエッセィ本を持っていく予定である。前回の本のタイトルは『透明な私と桃色の君 White Peach Prismatica』。英語タイトルが特に気に入っている。これは「桃色シリーズ」という名前でシリーズにする予定だ。次回のタイトルはほぼ決まっているけれど、お知らせするのはもう少し先にしておこう。エッセィ本以外に、ゲーム本体や画集、シナリオブックを持っていこうかと思っている。いま、そのゲームをせっせとつくっているところである。詳細は追ってお知らせします。
文学というものに、まるで縁のない人間だった。こうしてエッセィを書くことも、ましてや本を出すことなんて、少し前までは考えもしなかった。
文学とはなんだろう。全然わからない。全然わからないのに、文学フリマに参加しようとしている。それが許される場は、この世界にはあまり多くない。文学のことは全然わからないけれど、少なくとも、生きる場所を求めて彷徨える者たちに手を差し伸べてくれるものではあるらしい。