思い当たる原因はいくつかある。1ヶ月くらい前から家のすぐ隣で工事が始まった。日中は金槌やらノコギリやら、おそらく業務用と思われる巨大なステープラやらの音がする。1ヶ月もすれば慣れるかなと思ったけれど、全く慣れない。音に敏感な体質だから、この音が相当なストレスになっている可能性が高い。少し前まで、とある仕事で渋谷にあるスタジオに通っていた。そこでは、宣伝トラックが喧しく駆け回っていた。在宅になって一安心、と思いきや、今度はすぐ隣で工事が始まったのだ。
あとは、気温の変化。暑いのは苦手だ。暑さだけで体力の半分以上が持っていかれている。こういう環境要因が、ボディブローのように体力と気力を奪っている気がしてならない。暑さは冷房をつければなんとかなるとして、騒音はどうしようもない。ノイズキャンセリングイヤホンは容易に貫通するし、それにずっとイヤホンをつけていると耳が荒れる。暑さも相まって、悲惨なことになる。今のところの最善策は、スタバに避難すること。ドリンク代がかかることと、スタバではできない作業があることが難点だけれど、ドリンク代は強制的に進捗を生むので投資として悪くないし、スタバでできない作業は夜、自宅でやれば良い。そんなわけで、今はスタバでこれを書いている。店内に流れる音楽やほんのり聞こえる会話は、BGMとしてむしろ心地良い。
そんなところだ。タイトルから「人生に疲れた」的なニュアンスを読み取った方もいらっしゃるかもしれないが、そういうわけではない。いや、それなりに疲れてはいるが、こちらはむしろ気持ち良い汗をかいているときのような、そんな疲労に近い。相変わらず大変なこと、うまくいかないことは多い。それでも、生きていかなければならない。願わくば、もう少ししずかな場所だとありがたい。それだけの話。