自信があろうとなかろうと、やらなければならないことがある。いったん高速道路に乗り入れたなら、止まるわけにはいかないように。うしろを振り返ってはならない。後戻りは決して許されない。正しくアクセルを踏み続け、震える車体をまっすぐに維持しなければならない。あらゆる危険を常に予測し、集中と余裕のバランスを保たねばならない。どんなにつらいことがあっても、挫けそうになったとしても、それでも、最後まで走り切るほかにない。高速道路の上でなら、私たちはどこまでも行ける。そう、どこまでも行けるのだ。だから、大丈夫。同じように生きていけば良い。時速120キロで走るのは怖い。怖いけれど、怖いまま、自信がないまま、ここまで走ってきたではないか。だから、きっと大丈夫。
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