今日は一日中、妹と一緒にいた。グッズの梱包作業を手伝ってもらっていた。3人いる妹のうちの1人である。あとは、弟が1人いて、つまり、私は5人きょうだいの長子である。五等分の花嫁でいうところの、一花ちゃんにあたる。
ということもあってか、年上よりは、年下のほうが、私にとっては接しやすい。おそらく相手から見てもそうではないだろうか。年下に慕われる、というよりも、年上と馬が合わないことが多い。年長者を敬う気持ちというものが私にはない。5人きょうだいの一番上を長いことやっていると、年功序列的な価値観は残念ながら育たない。私は、妹たちのおもちゃであり、サンドバッグであった。
なんとなく、同じく長子に生まれた人とは、そこそこ馬が合うと思う。特に、きょうだいが多い人となら、共有できる苦労も多いはず。と、思うのだけれど、似たような境遇の人とはあまり会ったことがないかもしれない。ゆっくり、そんな話もしてみたいな。たとえば、一番上からしか見えない景色について。