以下、自分がメモした内容を転記したものです。何かのご参考になれば幸いです。
※あくまで個人的なメモのため、扱った内容とは異なる記述がありますがご了承ください。
LTその1
スマホは人間の脳の一部ではなく、あくまで手段でしかない。
手段をうまく扱うために使われている能力は人間の進化の過程で培われたもの。
つまり、身体性(フィジカル)に関連しているもの
その人に理解できるものがコンテキストとして存在している。
そして、コンテキストは常に主観的である。
コンテキストがどう形成されているかは、システマチックデザインで出てきた発想と同じ。
どんな言語をつかうかもコンテキストの一部。
状況に応じて、適した表現をするためには、一つの言語に統一する必要は必ずしもない。
コンテキスト・エージェント・サブジェクトは流動的なため、捉えることが難しい
これは、人間の処理能力が限られているから。
AIは、そのコンテキストでいくと人間の処理を減らそうという方向性のテック。
RPAと一緒。
人間の知性は、「身体的な知性(環境依存)」+「脳の知性」でできている。
コンテキストを捉える上では、明示的な部分と暗黙的な(表に出ない)部分とでレイヤーがある。
身体化された思考 → 積読の見える化のようなもの。
他者から見ると、配置に意味はなく見えるけれど、当人からすると意味があったりする。
LTその2
電車のなかで話しかけるかかけないかは環境の違いが大きい。
カリフォルニアでは「自分は安全な人物ですよ~」の証明のために話しかける、という意図がある
イギリスでは人から紹介されない限り話さない。
階級社会が関係していると思われる。
つまり、環境的・社会的な側面が大きい。
これもコンテキストの違い
話しかけられやすい状況を作るには、話しかけられやすい要素をちりばめておくことが大切。
電話マークのところに公衆電話が置いてあっても、触れたことがない人には使い方がわからない。
これは、情報設計が不足している。
会話は割とハイコンテキスト。
対話をやっているつもりで会話をしてしまったりして、ディスコミュニケーションに繋がる
対話の重要性、会話の重要性を理解して使い分ける必要がある。
翻訳家がいらなくなるとしたら、全人類が同じコンテキストをもっているか、人類がコンテキストを読まなくてもよくなったらだと思う
UXでやっているのはユーザーのコンテキストの把握、ビジネスでやっているのは新たなコンテキストの提案
会話・対話のフローも基本の構造は同じ。
AIがコンテキストを理解するのは難しい
重み付けが適切にできれば可能かも…
人間に近付い理解をするようにファインチューニングするとか?
「コンテキストを相手への理解と捉えると、まず自分への理解が必要になる」
クロストーク
身体性(フィジカル)を取り戻す必要性について
HCDが大切。
世の中の大半が右利き用に設計されている。
アクセシビリティの対象として、障害当事者を意識しがちだけれど、左利きの人も同じように不便を押し付けられている。
これは、ユーザーリサーチの不足
オフライン会場で行われることは、相互のお約束の上で成り立っている。
同じコンテキストを持った人同士でやり取りが行われる、ということ。
以上、メモおしまい。