貼ってあるシャーロック・ホームズのポスターがあのシャーロックだったの笑った
・シャーロックホームズを尊敬しすぎて、マイルールがめちゃくちゃ多い。
現場では仕事の話しかしない
移動中は雑談しかしない
常にインスタントのコーヒーは持ち歩くこと(まじでずっと持ってるし、なんならコーヒーのお店に「これに入れてください」ってカップ出す)
TVや電気、ファンは出かけるときには消さないこと(探偵は急に事件が起きるものなので)
・実際にあった事件をフィクションにしてる
・事件が起きると現場へ直行し キープアウトを切り、見張っている警察官に向かって FBI だと叫び 現場に無理やり入っていく。ちなみに FBI はなんとか探偵社の略である。事件が解決すると真顔の警察官とセルフィーを取り、インスタントコーヒーが入っているカップを外に放り投げられ一発警察官に殴られる。その一連の流れが面白い。 さらに同じようなシャーロックファンの探偵社が絡んでくるの楽しかった。 まるでやることなすことが一緒だった!
・例えのシーンで「日本語なら…」って言ってるところの字幕、チャイニーズって聞こえたぞ~(だから何だってな話)
お母さんが亡くなったので急いで帰ってきたのに、すでに火葬されていた。おじさんを責めると「すぐにでもやらないと星巡りが悪くなり、村や家族が災いが訪れる」と言われたと。お母さんは数週間前のお参りで「ココナッツを頭で割ると良い」と言われるがままやり、そのあと少し立っててから体調を崩しそのまま亡くなったとおじさんは語り、泣き崩れるアトレヤ。
そこから3年後。アトレヤはアインシュタイン並みに頭の回転は早いがいまいち仕事が来ない探偵になっていた。数日前にワトソン的な助手もできたので、早速ディカプリオ主演の探偵映画を見せて、助手に探偵とはなんたるものかを教え込む。とそこへ電話が鳴りだし、「自殺か他殺かわからないからみてほしい」とのことで現場に向かう。貼られているキープアウトをハサミで切り、見張っている警察官に向かって FBI だと叫び、現場に無理やり入っていく。ちなみに FBI はファンディ探偵社の略である(ファンディはアトレヤの初恋の人の名前から取っている)。事件が解決すると真顔の警察官とセルフィーを取る。そして警察官からはインスタントコーヒーが入っているカップを外に放り投げられ、一発警察官に殴られる。
「もうこの事件は解決済みだ!」と警察官に怒られたので、退散するアトレヤと助手(一連の流れを見てめっちゃ笑いをこらえてる)。
ビラを配ったり、You Tubeで配信したりするも、来るのは「寺に盗みに入ったのはどっちだ」とかそういうのばかり。
ある日、新聞記者の友人が訪ねてくる。
「気になってる事があって調べてほしい、最近身元不明の遺体が増えている」と。
数日後の早朝、その友人から「線路近くで見つかったから調べてほしい」と言われ、アトレヤは助手に電話するも出ず、バイクに乗り一人で見に行くと近くにレンタカーが止まっていた。しかし周りに誰もいない。とりあえず線路脇の遺体を調べていると、警察官達が駆けつけ「お前が殺したのか」と容疑者として牢屋に入れられてしまう。
牢屋から出るには保釈請求をしなければならず、記者の友人がツテをたどっている中、アトレヤは同じ牢屋にいる「罪をなすりつけられ捕まった」人達に悪知恵を教え、仲良くなって談笑してる時にひどく憔悴した様子の老人がひとり入ってきた。他の皆が寝静まったところでアトレヤが何度か話しかけてようやくその老人はぽつぽつと話し出す。
「私の娘は慈善事業を行っていて、一昨日は他の町に行っていた。夜の10時に娘から電話がかかってきて「お父さん、怖い」と。「3人組が話しかけてくる」と言うと電話が切れた。何度電話かけ直しても繋がらない。急いで知り合いとその街へ向かったら、娘は襲われた状態で亡くなっていたんだ。娘に会えるならどんな状態でもいいと思ってた。しかし、あんな酷い状態を見てしまうとなんでこんな目に合わないといけないのかと神を恨んだよ」
老人は泣き出し、アトレヤは慰めながらもこの老人の娘を襲った奴らを見つけ出す決意をするのである。
老人は娘の携帯から直前に電話が来ていた3人の電話番号をメモっていた。娘の携帯はない。何故かと言うと「警察に言いに行ったら、「3つの電話番号を照会するから1日たったら来いと言われ、その通りに警察署に行ったら娘の携帯も私の話もないことになっていたんだ…」」
手がかりは3つの番号。次の日の朝、友人のおかげで5日間・毎日警察署に出頭することを条件に保釈された。
電話番号から住所を特定し、今そこに住んでいるか確認するためにアトレヤは配達員に成りすまし、3人中2人は代わりに出てきた妻の話で、娘の事件の日に確かにその街にいたことが証明された。もう1人に至ってはすでに三ヶ月前に夫婦でアメリカへ引っ越しており、現住民も大家もそれ以外はわからないとのことだった。
アトレヤは助手とともに今わかっている2人を尾行することにした。もちろん怖そうな方は助手にやらせた。(ちなみに助手は女性です)
アトレヤの方はレンタカー、病院を巡っていく。助手の方はスーパーで誰かと封筒をこっそり取引したあと、仲間らしき人物と合流し、あのアトレヤが見に行った線路脇で何かを探しているようだった。そのあと、ふたりはアイス屋で合流し、口論をしている。なので、アトレヤと助手も合流したわけだが、探偵なので、他人のふりをしながら報告。会計も他人なので別々(とか言いつつ、全部助手が払った)
この2人が娘を殺したから、それを隠蔽しようと必死になってるという結論は出てるものの、証拠がない。と、ふとバスが来たので乗ろうとしてる人達に目を向けると、老人が見せてくれた娘の写真とよく似た女性がいるではないか。急いで話しかけに行くも、何を言ってるのかわからないとその父親らしき人に激怒され、取り残されるアトレヤ達。
あの老人の写真の娘が今、眼の前にいた女性だとすると、娘は死んでいないことになる。老人に知らせようと老人に告げられていた移動先の留置場に行くと「そんな名前の老人はいない」という。更に翌朝、アトレヤが尾行していた男は無惨な姿で発見され、アトレヤは前日「跡をつけていた怪しい男」として殺人の罪で容疑者となり捕まった。