私は子どもの頃、黒とショッキングピンクの組み合わせが大好きだった。
持ち物はほぼ黒とピンク。そこにちょっと水色も入ってくる。こういった色の組み合わせは、「元気」「派手」「キュート」なイメージがある。私自身も元気ハツラツ天真爛漫少女であった。
それがいつからか黒と白、金色になった。背中に大きな漢字が書かれた和柄の服を着ていた時代だ。自身を強く見せたかったのだろう。
20歳を超えて、黒と白とグレーになった。グレースケールだ。色を失った。この色たちを格好いいという理由で身につける人もいるだろうが、私はとにかく世界の中で目立ちたくなかった。
そして今は、白とベージュと深い茶が好きだ。そこに濃いめのハッキリとした色を足すのがワクワクする。いつか自分の家を持つことが出来たら、深い落ち着いた木の色をベースに、家具を白やベージュと少しの色物で合わせたい。絶対にかわいい。
そういうわけで、身の回りの色がグレースケールから少しずつ変わってきている。今後また変わるかもしれないが、とにかく今好きな色を存分に楽しもうと思う。
ちなみに、絵の色はアイコンの通り未だにショッキングピンクを多用している。嫌いになったわけではないのだ。
2024/11/10