2017年11月27日に起きた元CTOが逮捕された日から6年が経過しました。
実名で各種報道でも報じられ大きなニュースとなりました。
これにより、ゆめみのブランドは失墜しました。
エージェントがゆめみを求職者さんに紹介しようとすると
「なんで、ゆめみなんて会社を紹介するんだ(怒)」
とクレームが求職者さんからエージェントに入り、採用が事実上半年ぐらいできない状態になりました。
世間から見れば、加害者の身内も加害者として捉えられるため、ゆめみを見る目も厳しく、離職率も24%となりました。
当時は、ゆめみの衛生環境は良くなく、ネガティブな発言もそのまま許容される傾向もありました。
また、マネージャーに責任が集中しておりストレスフルな環境でもありました。
その反省として、2018年10月のアジャイル組織宣言を行い、マネジメントの分散化の5年間が経過して今に至ります。
ただし、本当に反省すべきは、逮捕した事実を目立たないように隠そうとした「隠蔽行為」でありました。
その時の隠蔽行為を猛省し、むしろ反脆弱性としてバネにする形で今の
「徹底的な透明性」
を行い、ちょっとだけオープンな会社になったのかと思います。
あの時の事件があったからこそ、今のゆめみがあるのです。
毎年この日をメモリアルとして風化させず記憶に留めるため社内でも振り返るようにしています。