質問するときはプライドを捨てる

ルビーDog
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質問するときに自分が理解してない用語を使うのはなるべくやめましょう。

よく私がいただくプログラミングの質問内容は、

「スパイスに入れた鍋をカレーで食べる方法を教えてください」みたいな質問になってます。何を聞きたいのか分かりません。

これは大抵の場合、「私は無知じゃないよ!ここまでは理解できてるから!」という奥底の気持ちを混ぜようとして結果的に無駄な情報が付加されることで出来上がった文章です。

ネットで質問して回答をもらえてないない初心者の文章も、こうなっていることが多いです。

無知だと思われたくない。という無意識にある小さなプライドのせいで、結局は無知のままになってしまうんです。

また、回答を聞いている途中で「それは前から知ってました」みたいな返事を挟んでしまいがちですが、会話が複雑化するだけなのでやめましょう。聞きたかったゴールにたどり着けません。

答える側からすると、たぶんこれは知ってるだろうな〜とは思いつつも情報が漏れないようになるべく丁寧に教えてあげることがあります。

例えばプログラミングでは「初期化」「遅延」「非同期」「描画」とかを無理して使わなくて大丈夫です。

どれだけ気をつけていても、知らない単語に囲まれた環境では変な日本語になってしまうことは避けられませんし、助動詞の「てにをは」がおかしいので理解できていないことはすぐにバレます。

AWS「で」使いました。AWS「を」使いました。AWS「に対して」使いました。

技術はそれ単体ではなく他との関係性も重要です。知らない単語を使わないことこそがミスを減らすためのポイントであり、スムーズに質問するコツです。

@rbdog
ここにはポエムを書くことにしました。やかましいインターネットのほうのホームページはこちら rubydog.jp