初めて模様替えなるものをした。家具を買うということ自体も初めてな気がする。やはり何事もやってみてわかることも多い。まずはDIYにはまる人の気持ちだ。ダイニングテーブルセットを買っただけ、ここはこうしてこうしたい、という想像が湧いてくる。こうなってくると賃貸では難しいので持ち家が欲しくなってくるのもわかる。今のところ私にはそこまでの思いはないけれど、部屋つくりというものには興味は湧いてきた。インテリア本も読んでみたくなってきたくらいだ。
ビジュアル本と言って正しいのかどうかは分からないが、インテリアを筆頭に、写真を多く収めた本の存在意義が分からなかったのだが(私は文字が好きなので)今ならば多少は想像がつく。そう想像力なのだ。そういう絵を見ることで具体的に自分がどうしたいのかという想像が鮮明になってくる。
思えば私は『どうぶつの森』をやっていたころから、部屋作りというもののやり方を根本的に知らなかったように思う。今も分かっていないのだけれど。一目ぼれしてカウンター型ダイニングテーブルにしたが、果たしてこれで正しかったのかどうか分からない。この場合の正しいは、部屋にあっていたかどうかだな。そういう観点で言うと合ってないわ。でも今のところ気に入っているから、ここからさらに良いものにしていきたい。
これで少し殻を破れただろうか。お金を使うのが怖い。引越しの時に物が多くなる。そういった理由を並べて今まで買ってこなかったものを買い、使ってこなかったお金を使っていきたい。やっぱり私はお金の使い方を知らないのだと思う。本を買うことと美味しいもの食べることしか。もちろんそれで十分だという考えもあるだろう。でも、それで十分だと結論付けるには20年は早いと思う。もっといろんなものにお金を使って、今まで知らなかったことを知りたい。雑誌も少しずつ読めるようになってきている気がする。現職で一番感謝できることはそれだな。変わりたいのだ要は。