正直あまり書きたくない。書きたくないのだけれど、書いている。そのことをまず認めてほしい、肯定的に。
現実で戦力外通告を受けたわけだが、ショックは大きかったように思うし、いざ振り返るとそこまでショックも受けていないように思う。これからどうしようかなという思いが強い。どうしような。職を変えるというが一番妥当な選択肢だろう。たぶんどこかしらには転がり込めると思う。でもどこに? このどこに? という問いは、結局また同じけつまつになるのじゃないか、という問いだ。本屋でアルバイトしながら、それでは収入が足りないだろうからどこか別の場所でダブルワークしながら茶を濁すというのもありじゃないかと思うけど、要はそれって現実逃避やないかと。10年、20年後どうしてるの? となるわけだ。
前に目的意識がない、という話を書いたが、やっぱりこの社会は、目的意識だったりゴールだったり目標だったり、何らかの未来を描いてない人間に厳しいようだ。でも、本当に思い浮かばないんだよ。やりたいことがないとか、そういうことじゃなくて浮かばない。想像力が働かない。考えても現実感がない。
私の予想では、世間の大勢の人がそうなんだと思うんだけど、そうでありながらうまくいなしているんだろうなと思っている。
これからキャリアブレイクに入るわけだけど、私が知っているそういう方の何人かが主にメンタルケアのために休息に入っているわけだが、シンプルに能力不足でそうなるというのが、かなりしんどいものがある。仕事ができないの意味合いが違うのだ。休んだところでどうにかできるものではない。自分の能力不足努力不足。考えれば考えるほど、もう終わらせたくなるけれど、それはできない枷を科しているので、縋って生きていくしかない。そうやって丸く収められないほど、どうしたらいいのか分からないのだ。能力の付け方も努力の仕方も知らない。くそみてえな人間だな。こういうことを本当はもっと書き連ねたいのだ。許してくれ。