今日は満足できる一日だった。正確に言えば、満足できるほど本が読めた一日だった。読書で一日が左右されてしまうということが、それがもう現実なんだから認めてしまうのはありだとおもう。そのうえでもう少しだけ満足したいという思いから、今この記録を書いている。
昨日のKさんとのお食事だったり、今日歯科医の定期診断でなぜか発生したお喋りタイムだったり、あのような時間のお喋りというものが尊ばれるべき人とのコミュニケーションなのだろうかと、文章を読んだり自分で体験したりして考えている。分かっているつもりなんだけど（そう「つもり」である）、いざやるのはやはり面倒くさい。あまりにも面倒くさい。いや、面倒くさいはごまかした発言かもしれない。これについても、単純にやり方を知らないのではないだろうか？ 例えば昨日の会話で言うと「GW何するの？」と振られ、私のほうから回答したわけだが、よくよく考えたらあれはこちらか振り返すべきといだったのでは。と思い返すわけである。そのほか、今この瞬間気まずいわけではないけど明らかに会話が途切れたな、というタイミングが何度かあった。そのときは話を振ってもらったわけだけど、あそこも本当はこちらから何か振るべきだったのは、と反省するのである（と言いつつしていないのだが）。そういう会話こそが、少なくとも土台、第一段階、基準となるコミュニケーションなんじゃないかなと思うのだ。よく相性が良いことを指す言葉として、会話がなくても平気、みたいなことを言われるがそれは第一段階を突破（使う言葉が間違っているかも）してからの状態だと思う。その段階を経ないところで、この人とは会話がなくても平気な状態にならない、と断ずるのは違うよな。
「非定型パートナーシップ」についての文章を読んで以来、それがずっと私には引っかかっている。私は「定型パートナーシップ」をそもそも身に付けていない。その段階では「非定型パートナーシップ」も失敗するだろう。まだ「定型」を頑張ってみようかなと思っているうちに、なんとかせねば。