とある脱出ゲームのPがTwitterで投稿していた内容がある。
ゲームで一番ヒットしやすい変数として、「これに気付いたの俺だけじゃね?」くらいの難易度をいい感じに調整する(実態としては多い)というのがあるらしい。
これは非常に面白い。難しすぎてもつまらないし、簡単すぎてもつまらないのだ。
これを一旦発見インパクトと呼ぶこととする。
これをうまくいろいろな業界に持ってこれないだろうか
つまり例えば、株のIR戦略であれば、IRにこれみよがしに上がるロジックを書くのではなく、インフルエンサーやよく見ている層に自発的に気づかせる株価上昇ロジックを書ければ、ツイッター等でより”発見インパクト”の効果を出せるのではないかという仮説である。
あと、普通に売り手側 から上昇ロジックを直接聞かされるというのはやや冗長というか、若干あやしいとすら思える。
例えば、不動産のセールスの売り込みがあったとして、「ここは近くにモールが作られて景観が良くなるので、上がりますよ」と言われても「じゃあお前が買えよ」と言いたくなる。
それよりかは、自分で「この物件はディベロッパーが初めて手掛ける物件なのでさすがにコケさせるようなことはしないだろう」みたいな浅い気づきでも良いので自発的に考えてもらうことのほうが購買欲は高くなると思う。
てか、勉強とかも全部同じ?
いずれにせよ、脱出ゲームのように、発見させる良い感じの難易度調整 というのが受け手の行動力に繋がるということは覚えておきたい。