「ray / いがらしさん & 知声さん(岩鳶さん)」の映像を作ったよ

ressui
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 普段こういった文章で何かを綴ることは殆どありませんが、せっかくなので少し動画で思いを込めたポイント等々を書き記してこうと思います。見辛い文章かもしれませんが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

 まずはイントロ部分。最初の羽が出てくる演出はBUMP OF CHIKENさんのライブ映像(BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKU「ray」LIVE MUSIC VIDEO)の冒頭を参考に作りました。この羽の素材もこの映像のために制作したもので、Blender(3DCGソフト)で制作しています。

 その後のいがらしさんと知声さんのシルエット&rayという文字が出てくる部分はプロジェクトセカイから公開されているMVを一部参考に制作しました。ここ、お気に入りポイントかも。

 Bメロは動画制作前にいがらしさん、岩鳶さんとともに相談した際に"プロセカのMVで使われてる窓越しの様な演出を使いたい"とのことだったので窓越しの演出をしつつ、知声さん(VoiSona)の公式設定であるホログラムとモニターが合体したようなもののデザインを使用して人間(いがらしさん)と歌声合成(知声さん)のつながりを表現しました。

 間奏のBメロ?では"いがらしさんから歌詞を投げかけ、それに対して返答するように知声さんが歌詞を続ける"という表現をしてほしいというご要望を頂いたので、モニターの演出を残しつつ、いがらしさんの歌詞を知声さん側へ、その後に知声さんの歌詞に切り替わったあとにいがらしさん側にもどすという演出で歌詞のやり取りを表現しました。ここも気に入ってる箇所の一つです。

 背景に流れてくる光の粒のような演出も原曲MVを意識しています。原曲ではサビに左から右に光の線が流れる演出があったため、サビではいくつか光の演出を追加し、左から右に流れるものも追加しています。

 少し余談ではありますが、ホログラムとモニターが合体したようなVoiSona設定の端末は、公式イラストでも絵師さんによって若干形が違ったりしてどのデザインが良いのか悩んでいたら、田中傘(VoiSona Talkのキャラ)の持っている端末と同じ事に気づきました。そして田中傘の設定画にその端末単体でも描かれていたため公式のデザインを知ることが出来ました。気づけてよかった…

 動画全体としてみると一部分の話ではありますが、特に思いを込めた部分は大体書けたんじゃないかと思います。この文章を読んだ上で、もう一度動画を見てもらえると面白いと思うし、私としても嬉しいです。

 最後になりますが、ray(feat.初音ミク)10周年、知声さん2周年おめでとうございます!そして、このような素敵な作品に誘ってくださった岩鳶さん、いがらしさん、本当にありがとうございました!!!

いがらしさんと岩鳶さんの動画 : YouTube / ニコニコ動画