今年は久しぶりに里帰り。
里帰りと言っても鹿児島で暮らしたことはない。鹿児島は父の両親、自分の祖父母が生まれ育った地。母の両親は宮崎、なので自分は九州に縁がある。
祖父は2人とも自衛官で広島に。そこで両親は出会って、自分が生まれた。退職後、それぞれ鹿児島と宮崎に戻ったから、祖父母が広島で暮らしていた時を自分は知らない。
戦争を子供の頃に経験し、その後自衛官になって、地元に戻って、どんな人生だったのか、もう少し話しを聞いてみたかった。
子供の頃は毎夏休み鹿児島と宮崎に行っていた。当時鹿児島まで新幹線はなかったので、広島から博多まで新幹線で行き、そこから高速バスで鹿児島へ。小さい自分にとっては大冒険で楽しかった思い出しかない。
鹿児島から宮崎は祖父が車で迎えに来てくれていた。どんな運転だったかとか、何を喋っていたのかは全く覚えていない。ただ祖父2人と水羊羹を食べていた記憶はある。
10歳で野球を始めてからは鹿児島と宮崎へ行くことがほとんどなくなった。高校生の時に久しぶりに帰って、卒業後、働くようになってからは自分1人で祖父母に会いに行くようになった。自分は根っからのおじいちゃんおばあちゃんっ子。
子供の頃は祖父母の家でしか過ごしていなかったが、1人旅ではいろんな所へ行ってみた。仙巌園、霧島、知覧、鹿児島は見どころたくさん。宮崎は市内で飲みに行ったり。(鹿児島と宮崎はごはん本当に美味しい)
宮崎の祖父母と鹿児島の祖父はもうこの世にいない。鹿児島のおばあちゃんといっぱい話そう。