スパコミ、おたクラブがパンクして使えなくなっちゃってからするる見たりよく使う印刷所の締切とにらめっこしたりとそっちのが大変で、ああもうこれ無理かも〜て思ってたとき、数年前別ジャンルでよく使わせてもらってたほおぷちゃんの存在を思い出した。
締切、たしかわりとゆっくりだったよな…と調べにいったら、なんと通常の締切が30日。控えめにいって神。他の印刷所なら割増料金だよどうなってるの。
わたしは割増だったんだけど、それでもイベント2日前とは思えない良心的な価格設定。少しがんばれる人なら早割も使えるし、その早割も2日前と1日前でいいというやさしさ。しかも25%と15%オフ。早割は20%10%って印刷所が多いけど、印刷費ってとっても高いから、この5%のちがいがなんとなくうれしい。
もっともっとがんばれる人なら納期追加で箔押しが無料になったりするんだよね。
使えたことないけど。
そして印刷所の方がやさしい…
駆け込みで入稿する人が多かったのか、データが破損していて確認できなかったみたいで電話くれたんだけど、それがやさしいったら…こっちは不備あったらおわると思ってるからめちゃくちゃ緊張するし下手にでるわけだけど、とにかく優しくて泣きそうになっちゃったね。
ほおぷちゃんのいいところはもうひとつあって、特殊紙のオプション料金がとても安価なこと。
おたクラブと併用してよく使わせてもらってるトム出版は印刷料金はとってもお手頃価格なんだけど、特殊紙のオプション料金はかなりお高め。その代わり、PPはクリアもマットも標準装備なんだよね。逆に、ほおぷちゃんは通常のポケットセットにはPPがついてないので強度としては劣る。
それぞれの印刷所の強み?みたいなのがあっておもしろい。
個人的にオンデマでPP貼るのは反りやすい気がして避けちゃいがちなんだけど、角ヨレとかにはやっぱり強いからあったほうがいいんだろうな。
でもせっかく紙媒体にしてるんだから、紙にこだわりたいじゃない…
ほおぷちゃんは特殊紙変更で納期追加されないし、割増だろうとなんだろうとギリギリでも特殊紙使えるのがうれしい。
みんな大好きミランダもシャインフェイスも比較的安価に使えちゃうよ。
そしてなんと、コミックルンバが料金内で使用可能。
これは比較的安価なプランを用意してくれてる印刷所ではかなりめずらしい気がする。
ルンバは小説でもおすすめの紙なので…
とくに背幅にデザイン入れたいときとか文字入れたいとき。厚みがあって目にもやさしいお色。
表紙もサンバクリスタル(エンボスあられみたいな紙)とか料金内だしね。
割増の予約がいらなくなっててびっくりしたんだけど、そこはやっぱり知名度のちがいなのかな。
ありがたいけどおたクラブの件があった後だったから突然締め切られるんじゃないかとビビり散らかしてた…
ギリギリだったけど印刷の仕上がりも想像以上で全然くすんでなかったし、対応含めて本当に救われました…
するるには登録してないしメジャー印刷所(栄光とかブロスとか)に知名度では劣るのかもしれないけど、めちゃくちゃ人に勧めたいような、使う人が増えたら困るような。
でもやっぱり少部数の人には使ってみてほしい印刷所さんだなあ。