2024.4.9

李晏
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夢の中で仕事をして、金が無いのに頭を抱え、それでも後先考えず久しぶりに1人飲みをし酒が美味いと喉を鳴らしたあと、恋した奴に振られる、なんとも踏んだり蹴ったりな睡眠から醒める朝。夢と現実の区別が出来るようになるのはいつだろう。雨のおと。

起きて苺を摘んでゴミを出し、ゴミ出しを完遂したご褒美にまた冷蔵庫から苺を一つ。納豆ご飯を食べ、草臥れたのでまた就寝。渋々528Hzに助けてもらう。悪夢はもう見たくない。

昼前。起きて昨日作ったトマトスープをお気に入りの青のカップへ移して温める。一欠片のバターとコンソメ、トマトペーストと玉ねぎ3つ、適量の水。適当に作ってみたが、うまくいった。一つの小さなパンをお供に。

食後。散歩に行こうと思える気力と出逢う。前のバイトの制服返却のためのクリーニングも出来たようで、散歩のついでにクリーニングを受け取りに行くだけだと言いきかせる。暖かいと思い、外へ出たがまだ寒い。移り変わり易い春の時節。新作の甘いパンに出逢う。クリアランスの棚の中、安くなった鍋の素と出逢う。出逢う。出逢う。出逢う。

青鷺を眺めながら、帰路をゆっくり歩く。購入したものを整理して、先日借りてきた宮沢賢治の詩集にまた少し触れてみる。肉塊を解凍して冷凍大根と照り焼きのタレ。洗濯機を回す。料理と洗濯の同時進行。

そんなこんなで夕陽を眺めながら電子の波に文字を打ち込んでいる。すっかり暗くなってきた。

美味しいご飯を食べて暖かい部屋でゆっくり眠りなさい。

@rian
Twitter: @Rian_nokiroku