明け方、1度目の目覚め。頭の重さと倦怠感は去ってはくれなくて、明け方に起きる規則正しい生活を手放したくもなかったけれど、寝たいなら眠って休んでおこうと正午になる頃まで起きては寝てを繰り返す。5kgのお米よりトイレットペーパーより何より冷蔵庫の選択肢を減らさないための野菜の買い出しが優先かと、身体を押してスーパーをよろよろと彷徨った。よい買い物ができたと思う。コストも抑えてかつ、心が豊かになれる買い物。わたしの状況だと生活保護費内で生活を続けるにはかなりのコツがいるなと、まだ頭を抱えることの方が多いけれど、少しずつ進歩しているはず。オレンジを今日も購入。
堀越耕平さんが描く『僕のヒーローアカデミア』の世界が好きで、今ちょうど7期のアニメも開始したところ。ずっと、わたしの頭の中に静かに馴染んでくれた言葉は沢山あるけれど、一つだけ選んで引用するならば、キャスリーン・ベイトの言葉が好きだったりする。
『あぁ、あの時あなたが、
わたしを助けてくれたから、
素敵な夢に溺れられた』
漫画のページを捲りながら見た彼女もとても好きで、今月アニメの中で動き声も得た彼女は、わたしの中からさらに離れなくなって、手放せない。とても穏やかな気持ちで、そのシーンを頭の中で何度も再生する。こうやってわたしのお守りは増えていく。
起きて、ミルクティーを飲んでぼーっとしてると、やりたいこと、実現したいこと、やってみたいこと、実現可能か不可能かに囚われず書いてみるといいよと言葉を貰った。もう、わたしの脳の検閲官に規制されすぎない心は手に入れられたはずだから、沢山の夢のかけらたちをノートに書き綴ってみたいと思ってる。溺れたい夢に溺れられる未来なら、きっと私は辿り着けるはずだから。