もう安全だよ。帰っておいでと私の器へ声を贈る。ポテトチップス、コンソメ味を摂取。生理前。味の濃くてジャンキーなものを買っておく期間。カーテンを少しだけ開けて雨雲の空の下、光を取り入れる。
雨が静かに降る水辺、次々と円が創られる水面の上を白鷺たちがそろそろと歩く。この景色をあと何度、私は見られるだろうか。
Twitterを眺めていると、ツイートに関する考えが溢れてくる。「私ならどう答える?私ならどう考える。私ならどう言い顕わす?」そうやって私自身が最もしっくりと腑に落ちる答えが出るまで器の中で寝かせ熟成させる。たまにかき混ぜ新しい風を贈ってみる。
「急がない焦らない諦めない。」
形になるまでじっと待つ。
私は子供ながら、家族らに主体性と自律心を奪われ続けていると無意識に感じていたのかもしれない。私はそれらを大切に持っておきたかった。護り続けた。私が憧れた、物語の登場人物たちは自由に行動して彼ら彼女らの物語を進めてたから。
憧れを否定せず、誰にも漏らさず、ただ黙々と進める。そしたら誰にも奪われないはず。
主体性と自律心を奪われたように見せかけ家族を安心させた。暫くすると、このままじゃ世間体がよろしくない、私を少し自立させようと家族らが決めた。家族らが油断したその僅かの隙間を縫って私は逃げ続けた。逃走中。たまに闘争。
私は逃げられた。運が良かった。
大切に隠してた主体性と自律心。生まれて初めて思いっきり使ったのは18の時。コントロール不能。練習。沢山の出会い、経験、失敗、知恵、知識。始まった時代。これから紡ぐ歴史。
身体が冷えている。暖房のスイッチをつけた後、シャワーを浴びてこようと思う。
2日間の連勤バイトを終えて、やっぱり悲しみの音がずっと聞こえてくる。一歩引いてそれはそれで置いておく。抱えておける限りは。
ひとまずゆっくり休もうか。お疲れ様🌿