nsrと🗻👑

梨華
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モデル校であってイコールじゃないことはわかってるけど、あそこまではっきり誰もがわかるモデル校である以上どうしても重ねて見てしまう部分はあって。モデル校スローガンは「必勝不敗」なんですけど、この本のなかでインタビューを受けていた元部員の方たちが語る際に「必勝」より「不敗」に触れていることがすごく印象的だった。必ず勝つことよりいかにして負けないかに重きを置くって常勝校ならではの発想な気がする。

そして常勝が当たり前だったtbsくんたちの代が抜けたあと、翌年無冠だったときのエピソードの重さ。地元と密着しているがゆえのつらさ。IH後のfktたち3年生をどうしても重ねてしまって(fktたちはまだ国体とWC残してるからちょっと違うけど)しんどかった。あの学校のバスケ部におけるマネージャーの重要さ(ほぼ監督の右腕)とか、以前この本(https://twitter.com/RikaUsp/status/1658275779569143808/)を読んだときにも感じたけどさらに実感したよ。

そして映画の与えた影響は本当に大きかったんだなって思った。🏀の町としてその象徴だったnsr工業がなかなか全国で勝てなくなっていた上に校名まで変わって盛り下がりそうになるなか(tbsくんたちを模した応援看板で名所だったガソリンスタンドも廃業してしまったそうです)あの映画で来訪者が増えたことは大きいみたいで。市をあげてひとつのスポーツ、それも1公立高校の部活動をメインに盛り立てるって珍しいことだし、それだけ地域に密着しているんだからなんとか頑張ってほしい。だから映画をきっかけに今盛り上がっているなら他県民の部外者なわたしでも本当に嬉しく思うし、観光案内所やミュージアムで🗻👑に絡めたグッズを置いたり展示したりしているのもすごくわかる。スタッフさんも熱心にいろんなお話を聞かせてくれて、SDをきっかけに🏀やnsrに興味を持ったひとがそのまま根付いてくれたら嬉しいって思われてるんじゃないかな。

まだ2回しか訪れたことはないけれど、今後も折を見て訪れたい。そんな場所が🗻👑のモデル校がある🏀の町nsrでした。

@rikausp
ひっそりといろんな気持ちを綴ってます