2023年は転換点だった

2023年。年初から経営チームに入り、会社の未来のことをずっと考えた。すごくたくさん対話をした。やり切れなかった。自分の人生を振り返り、原体験を探った。11月頭に、インターンから3年半勤めたgazを退職した。1社目がgazで本当に良かった。たくさんのものをもらった。「想いをデザインで可視化する」というパーパスは私のデザイナー人生で今後も変わることのない指針になるだろう。12月頭からunnameに入った。最高の会社にしていきたい。

来年春に関東に移住する。人生を賭けてチャレンジするために。

勝負をしに行く。あらゆる人の熱狂の火種をつくれるようになるために。

関東に行って、何をするのか。人生通して何をするのか。今年はその解像度が高まった年だった。

2023年は=LOVEを応援するために駆け回った。彼女たちの熱狂は僕の力になった。平日の朝に1人で行った4回目の=LOVEの映画。4DXのスクリーンは僕1人で貸切だった。いろんなことを考えながら映画を見ていた。

映画を見て泣きながら、私はこれがやりたいと思った。将来アイドル事務所を作ろう。アイドルが持っている熱狂を、想いを、デザインで可視化しよう。アイドルの想いを100%の純度でファンに届け、ファンの熱狂の火種を作る。そんなアイドル事務所を作ろう。

現場をたくさん回りながら、ファンの人たちを見て思った。どんな人にも胸に秘めた熱狂の種がある。そしてそれが、アイドルのライブによって火種になる姿を見た。ライブの前後でファンの雰囲気も、雑談の内容も、目線も、熱も、すべてが変わるところを現場で何度も見た。ライブ前に入場整列している時は仕事の愚痴を言っていた人が、ライブ後には目を輝かせてやっぱ自分も頑張ろう!と言っている。

こういった転換点を見ると泣きそうになる。武者震いがする。私は熱狂の火種ができる瞬間を、できるだけたくさん生み出したい。

2024年は、少し生き急いでみたいと思う。「非連続な成長を作るというよりは、2倍速で走ってみよう」そんな話をunnameの忘年会でした。もう少し先かなと思うことに、無理やり着手してみる。そんな1年にしたい。

@rikchaso121
大事なこと、気持ちを思い出せるように言葉にして残しています。