やたらとくしゃみが出るからついに花粉症になったのかと思っていたら、夜中に熱発した。
朝のうちにやらなきゃいけないことだけして休みにする。
新型コロナの時以来の熱と咳でなかなかにつらい。寝込みながら久しぶりの感覚を味わっていたら、友達からかわいい子どもの写真が送られてくる。いちご狩りに行ったらしい。かわいい。子どもと猫はとにかくかわいい。飼っているペット達の写真も沢山くれた。気付いたら寝ていて返信し損ねた。
目覚めると今度は寝付けないので、インスタでかわいい猫のアカウントを眺める。石田ゆり子さん家のばびぶーが服を着ていてかわいい。仔猫の頃から見ていたマンチカンのにこちゃんもかわいい。毛がふわふわで困り顔で、とにかく手足が短いのがかわいい。こういう消費の仕方にちょっと疑問はあるけど、かわいいものを眺めるのは幸せ。
風邪の引き始めや微熱の時は、栄養をしっかりとって暖かくして寝る。それで大体次の朝には回復している。インフルエンザも15年くらいは罹っていない。今回は寝るまで体調が悪化し始めているのに気付かず失敗した。ちょっと忙しかったのだ。余裕が無いのはよくない。
結構な熱でしんどかったので解熱剤を飲む。30分で効いてきて、5時間経つと効果が切れる。いつもちょうどそうなるのがすごいと毎回思う。現代医学はすごい。新型コロナの後の医療情報にはものすごくお世話になった。Twitterで沢山の医療関係者が医学的に正しい情報を流してくれて、ものすごく感謝している。そしてその情報をある程度見分ける事ができるように勉強しておいてよかった。ワクチンもそう。高齢の家族が罹ったのはワクチン接種後のオミクロンの時だった。ワクチン無しのデルタだったらやばかったと思う。ほんとに感謝している。
結構寝たけど、まだ回復しているかわからない。コーヒーが飲みたい。さすがに飲めない。コーヒーは強い飲み物だから、体調が悪いと飲めない。繊細な味わいもわからないし。
昨日から、ごく簡単な作りのコーヒーメーカーでドリップするのを始めたばかりだったのに、2日目にして止まってしまった。1週間ぐらい挽き目やお湯と豆の比率をためして、最終的には挽き売りの浅煎り豆を、全て目分量で入れて日常的に飲める浅煎りドリップを作れるようにしたい。そしたら1分で用意して5分後に飲める。
コーヒー豆を買って自分で淹れる時は、まず「挽きたて」が大事だと言われる。まあそれは確かにそう。だけど浅煎り豆を挽くにはそれなりのグラインダーが必要だし、お店で挽いてもらって冷凍保存でもいけるんじゃないかと前から思ってる。そのためもあって試したい。
コーヒーマニアとしてそれなりに情報を集めて試してきて、よくある円錐ドリッパーで浅煎り豆を淹れるのは実はものすごく難しい事だとわかった。深煎りももちろんぴったりおいしく淹れるのは難しい。でも浅煎りは、そもそも良いグラインダーが無いと難しい。豆が硬くて文字通り歯が立たないので。よくそんな豆を普通に売ってるなあとたまに思う。ちょっと失敗するとすぐ酸っぱくなったり、えぐくなったりする。目詰まりしてずっと落ちてこなくなったりする。あれは悲しい。たぶん今も浅煎りドリップで悲しい思いをする人がいると思う。そういうのはちょっとずつ減らしていってほしい。
お店で挽いてもらってコーヒーメーカーを使えば、豆と水の量さえ測れば安定するはずだから、実はいつも一定以上のコーヒーを飲むのにはいいんじゃないかと思ってる。円錐ドリップは変数が多すぎる。ちょっと注ぎ方かわっただけで味わいも落ち方も変わるし。
……なぜか昔の浅煎り豆被害の気持ちを思い出してしまった。今はむしろ大好きなんだけど、そこまでが中々遠かったので。