1/3 パフェ屋さんでコーヒー屋さん始めをした日の日記

rimo
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まずは雑事。

済ませなければいけないことは、ちゃんと済ませる。そういう事が出来る人に私はなりたかったが、結局苦手なまま歳をとってしまった。それでも苦手なりにがんばって済ませる。日々やらなければいけない事をサボらずに生きているだけで偉いと思う。サボりたい。

コーヒー屋さん始め

趣味がコーヒー屋さんに行くことなので、新年最初にお店に行くと「コーヒー屋さん始め」ということになる。

というわけで、パフェのお店に行ってカレーを食べた。付け合わせのピクルスにロマネスコがいた。

一般的には完全にパフェ屋さんなのだが(行列もできる)、私にとってはコーヒー屋さん。なぜなら店主がコーヒー屋さん出身で、おいしいコーヒーが出てきてコーヒーの話も楽しく出来るから。そしてカレーもおいしい。さらに最近はアイドルもやってるスタッフがいる。一体何屋さんなんだろう。

パフェを食べる。焼きカブ、牡蠣アイス、玉ねぎアイス、バター醤油お麩、出汁ジュレ、冷やし雑炊などが乗っている。

昨年は鍋パフェだったが今年は雑炊パフェになっていた。正しくは冬の味覚パフェ(前菜のパフェ)。初見の方には何を言っているかわからないかもしれないが、甘くなくて少し変わった豪華な前菜盛り合わせみたいな感覚。どこからどこまでがパフェなのかはわからないけれど、これはパフェ。「バター醤油お麩がおいしい」という評判通りに、意外なサクサク感と風味で楽しかった。食べすすめる時の変化がパフェの楽しみのひとつ。

コーヒーを飲む。写真はない。なぜならいつも飲んでいて撮り忘れるから。

いつも焙煎したお店や銘柄や味わいを書いたカードを付けてくれるのだけど、今日はブラインドで当ててみてくださいと言われた。そんな事を言われるぐらいにはコーヒー好きの客として認識されている。ちなみに全くわからなかった。飲んだことある豆だったのに。趣味のコーヒー好きなんてその程度。

趣味がコーヒー屋さんに行くことと言いつつ、正直な所は完全にマニアックなコーヒーオタクなので、買ってきた良い感じの豆をコーヒー屋さんに一杯分分けて渡したりもする。コーヒー屋さんが豆を沢山貰うと邪魔になりがちだけど、飲んでみたい豆を一杯分ならテイスティングできるからちょうどいい。そして、楽しみはみんなで分け合うと増えるのがいい。

私が渡しておいた豆を、お店の人が淹れて他のお客さんに飲ませる所に出会えた。貰い物の良い使い方。ひとつの豆で、買った人と淹れた人と飲んだ人、3人のコーヒー好きが楽しみを分け合える。飲んだ人はおいしいと言っていた。よかったよかった。ちなみにコスタリカゲイシャハニー。

ラストオーダーまでお客さんが入ってきていた。人気がある。良いお店だから。パフェが素敵でおいしくて、コーヒーとワインと和紅茶があって、カレーもある。そしてなにより、人柄のおかげで平和なお店。個性のあるスタッフが増えても、平和なままで嬉しい。平和だと安心してお店に行けるのがいい。慣れていても、お店に行くのはそれなりにパワーを使うから。そのハードルは低い方がいい。行けば楽しく元気をもらえる。

仕事始めに向けてもっと元気を蓄えていきたい。もっとコーヒー屋さんに行くのだ。

@rimo
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