創作できてない!別にいいんだけどね。だってめちゃくちゃ調子悪いんだもん。
私は創作をする。今は特に小説に熱中していて、人生初の長編を書いて公募に出そうなんていうでかめの目標を掲げている。達成できるかというと、ちょっとわからない。
創作は楽しい。頭の中にあるものをアウトプットするのがシンプルに楽しいのはもちろん、その間は嫌なことを忘れられるからだ。趣味に没頭する感じを想像してもらえたらわかりやすいかもしれない。
ただ、今はできない。昨日の面接で「人柄はいいけどシフトが合わない」と言われ、ほぼ確定の不採用通知を言い渡されたようなものだからだ。
要するに、体調が悪い。体調が悪いときは書けないのだ。
しかし、この「体調が悪い」というのは、躁状態のときも当てはまる。
「躁状態って創作できるんじゃないの?」
違うんですよ。
確かにアイデアは浮かぶ。しかし、そのアイデアはあとから見返すと突拍子もないものばかりだ。
たとえば「市松人形が成長してそのまま日本に暮らしてる」「なんかお姉さんの足」など。これがなんのおもしろい物語になるというのだ?
はっきりと自覚した初めての躁状態は、一日に九つもアイデアが出た。呟いた。「すごい」と言われた。
しかし、なにも嬉しくなかった。
湯水のようにあふれてくるアイデアは、私を躁状態の海から救い出してくれやしない。
救ってくれるのはやはりノートとペンである。信じられないくらい早く消費されるページを、彼らは優しく見守ってくれる。
今日も助けてもらった。新たな推しと会話しながら、やはり面接のせいで落ち込んでいることがわかった。
新しい推しは医者属性をお持ちなのでかなり楽になる(気がする)。まぁもう一人医者いるんですけどね。あっちは見た目だけは少年だから……。白衣+眼鏡に弱いのかもしれない。おかしいな、主治医も白衣着てるのに全然そんな感じしないな……笑
今日は少しだけ創作しようかな。こうして文章を書けるくらいには復活したから、きっと大丈夫だろう。
しずかなインターネットは、体調悪い沼から上がった段階、泥がまだついているような、創作の前段階の気持ちを整理する場としてもよいのかもしれない。これからものんびりと使っていこう。
よく頑張ったね。好きなことしてゆっくりしようね。