焦って生きたくないなとよく思う。
周りと比べてどう、というのもあまり興味がないので、自分がそのとき興味あることを、自分のペースで、ゆっくり、ただやっていく。
特定の領域をとことん極めたいという気持ちもない。フロントとバックエンドもインフラも満遍なくやりたいし、それが楽しそうなのでそうする、という感じ。
しかし理解や学習の深さを妥協したい、というわけではないので、自分なりに納得できるラインまではいろんな領域を深めたいとは思う。
どこかを極めないとキャリア的に厳しいんじゃないか?という心配は持たない。なるようになるでしょう、という話だと思う。
エンジニアに求められているのは界隈で言われる"技術力"だけではない。むしろ、それは採用要素の半分くらいだと思う。
本人が周囲と協調可能な性格をしているか?ビジネスに関心があるか?カルチャーマッチしているか?などがたぶんもう半分。
俺自身も、えらそうな人、疎通性の低い人、尖り方が過剰でコミュニケーションコストが高い人、とかは、技術力如何にかかわらず、一緒に働きたいとは思わない。
たぶんそういう種類の人が持っている働く上でのスタンスは、本人が思っている以上にメリットが少なく、リスクが高い。会社からするとエンジニアは、あくまでいちサラリーマンである。
俺は何も成し遂げられなくていい。ただのんびり、マイペースにエンジニアリングを深めていくのが楽しいから、それをやるだけ。
何も成さずとも俺はこの場に生きていていいだろうし、名声を得なくとも、俺は自分の優秀さをハナから知っている。