旅は道連れ世は情け

Riri
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 道半ば、私1人だけでは今後生きていけないと悟る。この世界に生きる動物はみな繋がりが無いと生きていけない(と断言できる)けれど、自分の場合、少なくとも生きる上で明らかに無能なハズレ個体だとさすがに自覚してきたので、どこが無能なのかを言語化し、箇条書きとその説明とでまとめていきたいと思います。

・朝に起きれない。

自分の部屋に朝日が入りにくいだとか、とりあえずいろいろな細かな要因などあると思いますが、とにかく朝にめっぽう弱い。自分は朝が弱いせいで夜型になったと言いたい。びっくりするほど目覚ましの音が聞こえない。今後社畜として生きていくだろう会社の犬として、睡眠時間を十分に確保できないだろうというのは容易に想像がつきます。しかし、目覚ましが聞こえないというのは人間本能の危機管理能力としても論外です。もちろん、早く寝れば寝るほど朝は起きれますが、現実、なかなかそれを許してくれる環境ではありません。それは仕事や勉強という意味でもあり、身近に娯楽がありふれているという意味でもあります。後者は自分の娯楽に対する渇望を押し殺せば無くせるかもしれませんが、特に現代ではそうはいきません。これも甘えと言われれば、甘えなのでしょうか?

・怠惰

他人に対しては献身できるのに、身の回りの整理は全くできない。仕事場や学校の掃除は熱心にできても、いざ家に帰ればそこには汚部屋。ADHDを疑ったりもしましたが、確かに思いつきですぐ行動してしまうといったADHD的な要素はあるものの、根本的に違うような気がして、「ああ、ただの怠惰な一般人か」と収束。これらを意識的に変えるのは、なかなか難しい。

・あれ?俺ってなんか変?

つくづく思う。みんな違ってみんないいだけど、どこか変な気がする。うーん、説明の仕方がわからないけど、何かが変。他人の目を気にしすぎているのかもしれないけど、身近な例で言えば、電車で自分の隣に座られることがほとんどない。自分の隣がぽっかりと空いていることが多い。───実は今日、いつも通り電車の座席に座ったのだけど、珍しく隣に男の人が座った。同性であれ正直心の中では嬉しかったのだが(特に深い意味はない)、いざチラッと何をやっているかを見てみると、彼はめちゃくちゃガチでプロセカをやっていた。挙動も若干怪しかった。もし彼が元から座席に座っていて、隣に席が空いていたら、おそらく私はその席には座らない。───あれ、実は自分も隣に座られたくない人の部類だったのか?

いくつも挙げていると、それはそれでだんだん辛くなってきた。こんな人間でも恋愛経験があるので、正直何がおかしいのかよく分からない。よく分からないけど、なんか生きている。ここまで話してみたが、特にオチも見つかることはなかった。

おしまい。

@ririririri
にゃんぷっぷー!