愛されたいからといって誤魔化していても、長くは続かないとどこかでわかっている。星が爆発するように、いずれ私もそうなる。
仕方がない。なんて言えばあきらめてばかりの意気地なしにも見えるだろう。それも含めて仕方がないと思ってしまう。だって空っぽなんだから。何をしても何をされても虚しいんだから。
確かに私はそうだった。大事にしていた。大事にしていた。
けれどもう、いまは何も感じない。愛しても、愛されても、心が震えることもなくなった。そもそもがらんどうの心で愛するなんて矛盾もいい所。
不誠実で、卑しくて、下劣で、情けなくて、幼くて、ぜんぶごめんなさい。
ごめんなさい。
もう自分に期待はできないのです。