娘と遊びたい

らくだ
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普段は自宅でのリモート勤務が多く、1つの部屋を仕事部屋にして仕事をしている。

ご飯を食べたりお茶を取りに行ったりするためにリビングに行くと、そこには幼稚園に入る前の3歳の娘がいる。

娘は私の顔を見るなり必ず「おとーさんあそぼーよー」と言う。

「お父さんはお仕事に戻らなくちゃいけないから今は遊べないんだよー」と言うと、1~2ヶ月くらい前の頃は無視して「あそぼーよー!!」と言って聞かなかったが、最近はあまり駄々をこねることなく「いってらっしゃーい」と言ってくれるようになった。

遊べないこともよくあると理解して無駄な抵抗をやめたのか、不満を彼女なりに心の中で整理しているのか、真相はわからないがなんだか素直に喜べないもやもやが残る。

我慢するとか相手の都合に合わせるなどということは、人間社会で生きる上でとても大切なことであり、必ず身につけるべきことであるのは確かだ。

しかしあの小さくて未熟でかわいい娘が、自分の感情を抑えて我慢しているとか、もっとわがままを言いたいのに相手に合わせて黙っているとか、そういうことをしていると考えるとどうしても気になってしまう。

何度も言うが、これは生きる上で必要な力である。だから我慢できるようになったこと自体は彼女の成長として喜ぶのが恐らく正しい。

一方で、我慢させすぎないようには気をつけたいと思う。

自分の都合を優先しすぎていないか。

自分の価値観を押し付けすぎていないか。

今は家事も趣味も横に置いておいて、娘の方を真っ直ぐに向いて、全力で遊ぶべきではないか。

生きていればどうしても我慢することはあるのだから、我慢しなくていいときくらい我慢させないようにしたい。

娘と遊べる時間は、全力で遊びたい。

@rkd3
IT系スタートアップに所属。エンジニアとか研究者とかマネージャーとかそんな感じの人。一児の父でもある。日々の思考をゆるくまとめる。コメントは感想レターかBlueskyにてお気軽にどうぞ:bsky.app/profile/rkd3.dev