フロントエンドエンジニアとか、バックエンドエンジニアとか、名前がついている。
各技術領域が深すぎて専門じゃないと手に負えなかったからだろう。たぶん。
でも今はいろいろなフレームワークとか、クラウドインフラとか、SaaSとか、便利なものがたくさん出てきたことでシステム全体を一人でも作れるようになってきた。
それに伴って、技術スタックで人を分けるのではなく、プロダクトを細かく分けて各プロダクト全体に人を割り当てる、という形が流行ってきた。
フルスタックエンジニアというやつか。
しかしさらにDevOpsの流れもあり開発から運用まですべて担うようになった。
これはスタックの広がりというよりはプロダクトのライフサイクル全体に広がったと言える。
そうするともう技術で "何とかエンジニア" という名前にはならないはず。
どうなるんだろう。
もう少し広めの技術で切って、Webアプリエンジニアとか、車載組み込みエンジニアとかかもしれない。決済システムエンジニアとか動画配信基盤エンジニアとか。
とはいえ大規模なシステム開発とか受託開発とかまだ技術で分けるほうが都合の良い場面は多そうだし、 "何とかエンジニア" が死語になることはないだろうけど、 "何とかエンジニア" と分類する業界とそうじゃない業界はより分かれていくかも。
自分は何エンジニアなんだろう。