娘は昔から「す」の発音が「しゅ」になったり「つ」が「ちゅ」になったりする。正直なところ、とてもかわいい。
「ちゅめきり(爪切り)」
「おしゅし(お寿司)」
ああ、とてもかわいい。
かわいいなと思ってたが、最近よく娘が発する単語が相手に伝わらないことが目立ってきた。祖父母や両親でも。娘はもう5歳になって話すのも上手くなってきたこともあり、余計に発音のせいでコミュニケーションがうまく行かないことが目立ってきた気がする。
そこでようやく親から「す」と「しゅ」の発音について指導を始めたが、意外とうまくいかない。口のすぼめ具合や舌の位置や歯の閉じ具合や息のスピードなどなど、親も改めて自分の発音を分析しながら伝えるが、なかなかすんなりとはいかない。
かわいいなと思って、そのうち直るだろうと楽観的に捉えていたが、気づいたら若干手遅れだったという状況かもしれない。娘、ごめん。
一方で、娘はそうした発音の方法に対して興味が出てきて、舌の形はこうと手で説明したり「これは『ら』、こっちは『だ』」と自分から似た発音を見つたりしている。
発音で苦労している点は申し訳ないし、今後も続くなら大変だが、この時点で発音に着目したからこそ得られたものもあったのかもしれない。子育ては難しいと思うと同時に、こうした予期しない方向への成長が見られるのも子育ての楽しさの一つだなと、改めて思った。
(もちろん現時点での発音の不備については親が責任を持って矯正するつもりである。改めて、娘ごめん。)