ここのところ、メルモの
居住空間や着るものについて
いろいろと考えている。
ぬいぐるみがブームなのか、
手芸店や100円ショップで
ぬいぐるみ用の素材や衣装、小物などを
見かけたが、
残念ながらメルモにはサイズがちいさい。
それなら、と
公式というか、メルちゃんポポちゃんらの
グッズを検索してみるも、
思っているのとちょっと違う。
確かにメルモも
「お世話人形」というジャンルの
おもちゃの一種には
違いないのかもしれないが、
わたしにとっては
そういうことではない、というか…。
祖父母の家の留守を
何年も守っていてくれた、がんばりやさん、とでも言おうか。
だからこそ、おもちゃとして向き合う気が
全くしないのだ。
ひとまずのところは、ちいさなクッションと
同じおおきさのハンドタオルを
彼女の寝床とし、さて衣類をどうするか。
当然ながらつくるとなれば、型紙などないし…。
加えて、わたしは編むことと織ることは
多少たしなんではいるが、服の仕立てとなると
さっぱりなんである。
それでもせめて寝間着くらいは
用意してやらねば、と一念発起。
メルモのためのお針をはじめることにした。