2025122

rin
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公開:2025/12/2

●お出かけ

日帰りで京都に行ってきた。例のごとく安井金比羅宮へ。本殿を参拝し、おみくじを引く。また凶が出た。凶が出るの何回目だ?日頃の行いが悪い、というようなことばかり書かれていてどうしても納得できなかった。私は潔白だ。もう一度引き直した。今度は半吉だった。半吉ならまぁいいか。おみくじでも何でも、最終的に自分が納得できないと意味がないと思っている。恥を忍んで引き直して良かった。半吉のおみくじには、これから少しずつ良くなっていく、というようなことが書かれていた。安井金比羅宮を参拝した後、七条周辺を散策。三十三間堂と京都国立博物館と智積院へ。庭園をのんびり歩いて過ごす。静かな時が流れ、心が落ち着いた。まだ紅葉を見ることができてうれしかった。三十三間堂には初めて訪れたが、圧巻だった。感動した。照明の加減なのか、数ある千手観音のひとつの白毫が光っているのを見つけ、なんとなくラッキーな気がして、来て良かったと思いながらずらりと並ぶ仏像を眺める。その時の心情や人によって受け取る印象が変わるような、絶妙な表情をしていた。今の私には仏像が考え込んでいるような表情に見え、きっと私が今ちょうど思い悩んでいるからなのかもしれないと考えたりした。どの時代の人たちも、そうやって仏と心を通わせてきたのだろう。仏とか神とかそういう類のものは、人々の心の中に存在しているのだと思っている。仏と心を通わせることは、自分自身と対峙することなのだ。三十三間堂にもおみくじがあったので、おみくじ大好きな私は懲りもせずに引いてみた。大吉が出て、安堵する。目上の人の助けがあっていよいよ繁盛する、と書いてあった。本当にそうなるといいな。歩きすぎて疲れてしまったが、良い旅だったと言える。たぶん明日は足が筋肉痛になるだろう。

@rn23
会社員