毎年この時期は仕事の繁忙期だ。押し寄せる仕事を時間が許すかぎりさばく、ということで日々が進んでいく感じ。忙しいのはいいが、スケジュールが詰まっていること以外のできごとが起きない(他の予定をブロックしているからなんだけど)と、だんだん心情的に干からびてくる。なにか、「今日起こること一覧」でないものがほしくなる。
こういうとき、読みたい本をたくさん買ってしまう。買うだけで読まず、置いておくだけ。今日の予定にないものを作りたいのだと思う。
気になる分野の本、全然知らない本のジャケ買い、チェックしてて安くなったのを発見したkindle、エッセイ、レシピ、日記、詩。読みたいから買っているはずだが、繁忙期が終わって正気に戻ると、なぜ、こんなにも、といつも思うほど買っている。
今読みたいものの記録:
済東鉄腸「千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、ルーマニア語の小説家になった話」
伊藤亜紗「どもる体」
荒井祐樹「まとまらない言葉を生きる」
古賀真輝「数学の世界地図」
我妻俊樹、平岡直子「起きられない朝のための短歌入門」
伊藤紺「気がする朝」
などなど。漫画も読みたい。