家にすばらしいカフェがあればいいのに、という気持ちになっている。ということで、わたしは水面下で計画を進めていた。何の水面下か?自分に対してのだ。「わたしは家にカフェをつくるなんて、そんな大それたことはしませんよ」というポーズをとっている。なんでそんなことするのかはわからない。そうやって自分を欺きつつ、じわりじわりとアマゾンを検索したり、良さそうなインスタグラムを眺めた。
そのかいあって、一つ重要なアイテムを導入した。
カフェではもちろん、お店の人にコーヒーを淹れてもらう。だとすれば、わたしがコーヒーを淹れなくていいこの機械は、家をカフェにする最初の一歩となるにちがいない。
セールで少し安く手に入れて、頼もしい気持ちで毎日機械にコーヒーを淹れてもらっている。それで家はカフェになったのか?というと、そんな雰囲気はまだない気がする。