春樹の小説「街とその不確かな壁」をこの二週間ほど読んでいる。
以前と違って集中力が衰え、なかなか読み進められないながら、音読を主にして、あともう少しのところまで来た。
歳が増えて若い時とはさまざまな面で変化があり、それを嫌だとか困るとか思っても元通りになるものではないと悟り、とにかく何でもコツコツやって行くしか無いと理解した。
本を読む、掃除やら整理整頓やらの家事、昔ならササーっと済ませられたようなことも時間がかかり、気持ちも萎えがちだ。
しかし自分の生活と一生はまだ続くのであれば、何度でも気を取り直してコツコツ、またコツコツなんだと言い聞かせておる。