Xを使うのをやめる理由

rumeco
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公開:2025/1/8

ぼんやりSNSで断片的に言ってたりしたけど、まとめてちゃんと文章にしとくかと思って書いとく。

  1. API制限のサードパーティ締め出しによるクライアントがなくなった

    SAEZURIからTweetDeck、Janetter、ツイタマ、カラム式のブラウザの有料化。いろんなクライアントに特徴があって、情報取得に必要なものを選択する自由が一切なくなった。なんならタイムラインの自動更新さえなくなった。

    スマホアプリはまだいい、webブラウザ開いて更新ボタンを押しながら1カラムで見ないといけない不自由。

    アイコンメーカー・診断・Twitterで出来た遊びが一切なくなった。

  2. 鍵をあけていると無限に送られてくるダイレクトメールスパム

    ダイレクトメールを閉じればいいじゃない?フォロー外からの連絡を受け取れる環境が必要だった人間なので、閉じることはできなかった。なんなら鍵かけてても来るよ実は。消すのも億劫になる。

  3. 検索しても情報にたどり着けない

    ある商品のユーザーの情報を得ようとしても、広告アカウントを掻い潜って探さないといけない上に、一般ユーザーの振りをしたアカウントもあるから情報取得が難しすぎる。Amazonや他のレビューに行けば?と言われるとTwitterの存在価値はなくなる。

  4. トレンドが機能してない

    これは仕事で使ってる時なんだけど、トレカやゲームで話題になってるトレンドを見ても、何処が話の中心なのかがわからない。単純に自分のアカウントが引っかかるようにトレンドキーワードを羅列したPRアカウントだけが表示され、それに合わせてbot全部が反応するから、無限に増え続けて真のトレンドとして機能しなくなる。

  5. インプレゾンビによるリプ欄の猥雑具合

    話題のpostのリプライ欄を見るのが好きな人間には、インプレゾンビのリプが邪魔で邪魔で仕方がない。中には引用RPからポストを取得して要約してリプするbotもいる。botのリプに対してポスト主が律儀に返事をしてるのを見ると悲しくなってくる。引用RPしか最終的に見なくなった。

  6. 思考を発散する機会がなくなっていった。

    多分これが一番デカい。

    ずっと鍵をかけっぱなしにし、RPで回ってくるネタに反応するだけのツールと化し、自分の思考を発散することがなくなった。

    これ、Blueskyに来るまで忘れてたんだけど、単純にもう交流ツールと化してしまってたから、自分の思ったこととかを書き散らす場所だった気がしたんだけど、それがなんか出来なくなってたんだよねえ…

    自分はどっちかというと脳内とっ散らかり系の人だから、とにかく外に出しときたい人間のはずなんだけど、Xでそれが出来なくなってた。

    万年鍵で、一生喧嘩してる外界に出る気力を失って、自分が知りたい情報にたどり着けず、多分めんどくなったんだと思う。

    決してレスバがしたいわけでもない。こう思った、こうした、それが出来なくなってたことに気づいた。一言で言うと「壁打ち出来なくなってた」

  7. おすすめ欄を自分で育てる必要ある?

    「おすすめ欄は自分で調整していいものしか流れてこない」

    これ、必要ある??なんで自分で調整しなきゃいけないのって思うじゃん。調整する必要ない環境を手に入れていっそうおかしいことに気づいたよね。

  8. 話の盛り上がり方がオールドメディアと揶揄されているテレビと一緒

    所謂炎上ってやつは、昔からテレビがやってる手法と同じなんよね

    センシティブな話題で盛り上がる

    マスゴミと称されてるものと今のXは変わらないと思ってる。

  9. トップが政治家

    これ以上もこれ以下もない。大統領選挙の時からそろそろここやめないとなあと思ってた。他国の政治に巻き込まれとうない。

AI学習が~とかそう言うの以前に、1年以上前からここはもうダメだなあって思ってて、秋くらいから周りも使う人たいぶ減ってきたし、Blueskyを1年使ってみて、そういえばSNSの使い方ってこんな感じだったわって思い出せて、やめる気になれた。

1年かかってるけど。

とりあえずスマホのホーム画面の一番見えるとこからは撤収して、SNSまとめてあるフォルダの中に突っ込んだ。ついでにすれっずも消しました。インスタは使ってます。地元のお店の話題とか、文具メーカーとか、手帳の話題とか、服のコーディネートとか参考になるから見てて楽しい。自分でほとんど発信することはないけど。

ありがとうTwitter、どろりっちなうしてた時は本当に楽しかったし、API制限かかるほど実況してサブ垢持ってる人たちとワチャワチャしてる時は幸せだったよ。

@rumeco
散文したい時にくるとこ