2024年1月3日、ウーパールーパーマーブルの胡麻星永眠。4年と少しの時間を共に過ごす。
地震の前から食欲が落ちており体調不良であった所に地震と、それに伴い棚からの落下物が水槽に当たったりして多大なストレスがかかったのは言うまでもなく、震度5弱の揺れにより水槽の水が溢れ出したがその後断水となり水を替えることもできず、更なる地震への恐怖と電気の事故対策として外部フェルターなどを使えずバケツに移動させて様子を見るしかできなかった。
1日は耐えれたが駄目だった。我が家自体には倒壊や停電の被害はなかったにせよ、水棲ペットは災害時まことに救うのが難しいと痛感する。タイミングも良くなかった。ウーパールーパーは汚い水にも耐えやすい種でもあるが、弱って体力がなければすぐに死んでしまう。元々清流に住まう生き物なのだから。
発泡スチロールの箱や釣り用のボックス利用など、水棲ペットを災害時どうするかは手順は、詳しい人がまとめていたりするので飼っている人は読んでおくといいかもしれない。しかし肌感覚として犬猫以外で「水」と言う重要な物資を使うのはかなり難しい気がした。それに家屋が倒壊そのまま水槽が壊れればその時点で彼らの命も終わる。飼い主の命も終わる。かなしい。寂しい。
裏庭に埋葬した。雪がない1月で墓穴が掘りやすい。好物だった赤虫と共に埋葬する。丁度去年のクリスマスイヴに亡くなったラットのアッチャポの隣に。彼が登っていく空は絶えず防災ヘリや自衛隊のヘリコプターが、能登へ向かって飛んでいる。少しでも被害に遭われた方たちが救われますように。