報酬より体験

rutan
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RPGにおける本棚だかタンスだかを調べるのが面倒~的な話が僕のTwitterのTLを百週くらいしている今日このごろいかがお過ごしでしょうか?(頑なにTwitterと呼ぶタイプの生き物)

昨今タイムパフォーマンスがどうこうみたいな話がよくあるのでそっちの議論に行きがちですけど、単純に今の時代って面白いものがいっぱいあるので「タンスを調べる」という行為自体が別に新鮮ではなくなってしまったよなぁと思いながら眺めています。

RPGに限らずゲームとかで新しい街とかについたときってやっぱワクワク感があると思うんですよね。

たぶんタンスを調べるとかって、その新しい街についたときの楽しみのひとつだったはず。「ここは前とは違う街である」「新しい街を探索することは楽しい」と思わせるための手段の一つ。

容量とかグラフィック表現に制限がある中でも最大限に「探索を楽しい」と思わせるための方法なので、その制限が緩和された現代だと必ずしも同じ方法が有効かは怪しくなってきちゃったね、というところがあるんじゃないかなと僕は考えていました。

アイテムが入ってるみたいな報酬系より、きれいな風景とか、いい感じの音楽とか、物語的な深さとか、そういう「体験」で「楽しい探索」をつくってあげることができると今っぽいのかもしれませんね。

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しずかなインターネットの文章は一段落を1ツイートと考えて書くという書き方を試してみることにしました。

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