今日のミーティングも勉強になることばっかりだった。
ほんの少し前は会議中も次のタスクの準備やら会議調整の依頼の処理やらすつことが多くて正直てんてこ舞いだった。
最近はかなり集中して仕事に取り組めているからこそ、会議に集中することができている。
そうして落ち着いて会議を聞いていると勉強になることが色々ある。
話の終わり方、間の持たせ方、言葉のチョイス、トーン。多分上司達は無意識にやっているのだろうが意味を感じてしまう。
手品のショーを作る時も観客との会話は自由な振る舞いをしながらコントロールする必要があった。
その中では、たった1単語や手を置く位置、目線の取り方の全てに気を張らないといけない。
観客と自身の間に細い細いロープがあって冷や汗をかきながら渡るのだ。
思うにクライアントミーティングもそうなのだろうと思う。
そう言う意味で小手先のテクニックすらなく、意図なくしゃべる自分は未熟そのものだ。
クライアントの前はステージ上だ。
熱い視線が注がれ、照明は体を真っ直ぐに照らしてくる。
毎日のように一挙手一投足に神経を張り巡らせるうちに無意識に自身の体を動かし、本当に見るべきところに注意を注ぐことができる。
手品師の時のように少しだけ考えてみようかな、とふと思った。