昨日の日記を書いてから自分にとって出会いとは何なのかを考えていた。
出会いを楽しむ事は昔から変わっていないが、20代後半にかけて新しい出会いをそこまで求めなくなったのはなぜなのか。
ずっと変わってないのは僕の中で「出会い」というのは人と人が初めて会う瞬間のことを指していなくて、相手と同じ時間を共有する価値を理解した瞬間のことを指しているということ。
道端で知らない人と世間話をした時に、ある人とは出会いと感じて、ある人はただのおしゃべりだと感じる。
その相手と過ごす時間の価値への考え方が10代から少しづつ変わっていっている。
10代は自分の楽しみを理解してくれた瞬間
20代前半は気持ちを共有できる瞬間
20代後半は人生を共有できる瞬間
に価値を感じた。
10代
10代は自分の楽しいを理解してくれるだけで十分に満足だった。
一緒にゲームをしたり、部活をしたりして自分の楽しいを相手に共有できる瞬間がすごく嬉しく感じた。
20代前半
20代前半は、相手の気持ちを理解できる瞬間が欲しくなった。
旅をしていると色々な人が話を聞かせてくれる。
人生の楽しかった話、辛かった話、悲しかった話、興奮した話、馬鹿話。
そんな話を聞いて、少しでも相手の心に触れることができたのかもしれないと思える瞬間がたまらなく嬉しかった。
20代後半
20代後半は人生を共有したくなった。
人生のステージが変わっていく中で、これからどうしていくのか、どんなことを考えて生きていくのか。
そんなことを話しながら一緒に時間を過ごしている感覚が欲しくなった。
旧友と頻繁に会話するようになったのもそのせいだと思う。
これまでの人生を共有したり、これからの人生を共有できる人と共に居たくなった。
そしてこれから
30代はどんな出会いを求めるのだろう。
今人生を共有してくれている友人達はどうなっているのだろう。
なかなかに楽しみである。