ツールには自分の哲学が必要だという話

みやつこ
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どんなツールを使うにしても設計は不可欠なんだなぁと思った。

ノートアプリにしかり、習慣トラッカーにしかり全てのアプリを使う時には設計がいる。

設計というとざっくりしているが、自分の生活にどうフィットさせるか使い方を考えるということだと思っている。

例えばGoogleのTodoを使うとする。

Todoには基本的なTodoアプリの機能が一通り揃っているが、ただ使うだけではTodo管理はできない。

それは1つのTodoをどういう単位で登録するのか、期限が切れたTodoはどう扱うのか、1日のどのレベルのものをTodoとして登録するのかなど実際の生活における運用を考える必要がある。

そういう意味ではノートアプリは難しい。

例えばNotionは機能がかなり豊富でノートテイキングに留まらないデータベース機能など様々なものが実装されていて、特に柔軟にカスタマイズ可能なノートアプリの一つだと思っている。

この柔軟さというのは諸刃の剣で、しっかりとした設計をしないと生活にフィットせずすぐに自分の中で廃れてしまうしガチガチの設計をするには機能が多すぎてコストがバカにならない。

そういう意味でしっかりとした生活の基盤や哲学がないとNotionのような柔軟なアプリほど自分の手に余るツールと化してしまう。

だからこそ楽しいのはあるが、それより哲学を提示してくれるアプリの方が自分としては好きだ。

例えばHeptabaseはナレッジマネジメントはこういうプロセスだ。という考えのもとにそこに最適化されたUXを提供している。

こういうアプリだと自分の考えにフィットするかどうかを判断するだけで良くなるので僕としては好ましく感じる。(結局Fitせずにやめてしまったが)

なので何か目的があってアプリを使う時には、なぜそのアプリを使うのか、どういうふうな効果を望んでいるのかを考えてから使うのが良いと最近思っている。

@ryochang
好奇心で駆動しています