最近SNSの更新がメッキリ減ってしまっている。元々積極的に発信する方ではなかったから、無理にSNS投稿しなきゃ〜みたいな気持ちがなくて日々過ごす中での気楽さはあるのは間違いなかったけど。
ただ、その弊害もあって、自分の身に起こるさまざまな体験や考えてることを意識的に言語化するという習慣がなくなってしまってる。
この1年は、感覚にフォーカスした年だった。
ちょうど1年前くらいに、尊敬する方に「物事を認知で捕まえようとしすぎだよ。もっと感覚のまま味わってみて。」と言われたのが今でも思い出せるくらいには印象的で。
あれから「感覚と共にいること」「分析を手放して今を味わう」なんてことを意識して過ごしてきたつもり。特に2023年7月に参加したヴィパッサナー瞑想がハイライトで、ひたすらに瞑想をする中で自分の身体の感覚に対するアンテナが一気に開いた。参加して半年以上経った今でもごはん食べた後の身体の体温の変化だったり、お酒飲んだ時の血流の変化などは敏感に感じ取るようになったし、意識すれば四六時中身体中を駆け巡る電流のような感覚が在ることも確かめることができる。
そんなこんなで、ここ最近は感覚を積極的に味わうようにしていたのだけど、その一方で言語化を怠るようになってきている自分がいて、少しその弊害を感じ始めている。
人は言葉を扱うことで、自らの一貫した思考を作り上げ、再構築し、定着させていくのだと思うけど、その機会がないと、気づけば自分が何を大事にしていて〜ってことがパッと出てこなくなったりしちゃうんだよね。自らに一貫性を保つために必要な信念や価値観といったことを言語化することが最近うまくできなくて、自我を保つことに揺らぎがある状態が苦しくなることがある。
結局感覚も言語化も両方大事なんだよね。ということで、しばらくは言語化の方も意図的に機会を作っていきたいので、ここに記録として書いていこうかなという気持ちで投稿を始めていきます。