同僚からよく「怖い」とか「厳しい」という評価を受ける。
思い返せば、中学高校で入っていた部活でも同じことを言われていた記憶がある。
自分では割と優しい方の人間だと思っていたのだが、どうも自己認識とズレがあるようだ。
優しさは難しい。誰だって波風立てず、ニコニコと他人と接して、好かれていたいはず。
でも、中長期的な目線で考えると、表面的な優しさは相手のためにならないことも多くある。
相手に嫌われることを厭わず、相手の中長期的な幸福に繋がるだろうと信じて行うことや発する言葉が真の優しさなのかもしれない。
時にそれが、厳しさを伴い、短期的には相手を傷付けたり、自身が相手に嫌われる可能性があったとしても。
自分は不器用で、感情表現が苦手だ。
これからも表面上は怖がられるかもしれない。だとしても、その奥にある真の優しさを持ち続けたい。
同時に、不器用な自分を受け止めてくれる周りに感謝しないといけないな、とあらためて。