昨年のAIブームから1年。AIが仕事を奪ってくれるはずが、気がつけば色々と勉強する日々が到来していました。謎が深い🤔
なんだかTwitterXには真面目な話を投稿しづらい世界線にもなってきていますが、同時に2つの講座を修了したのもあり、それも含めここに記録を沈めておこうと思います。
タロット
AIブームで「タロット占いもAIで支援できるのでは!?」と思いついたのが、タロット沼の始まり。
6年ほど前に制作した、西洋占星術によるめちゃんこ占い( https://astrodb.net/ )も先人達の書籍等々を参考に、144通りの原稿はすべて自分で書くパワープレイでした。
だからタロットサイトを作るなら、78枚のカード解説も自分ですべて書くのが自然の摂理ですね(?) でも単にカードの意味を覚えただけじゃ占いができないのもまた定め。
そんなタイミングで、東京アストロロジー・スクールのタロット基礎コースの第3期を見つけて受講することに。
Zoomで、毎回10~20人ほどの他の受講生の方々と共に授業を受けるのは、IT~ってかんじで楽しかったです。
メイン講師の賢龍先生からは座学はもちろん、対面鑑定のコツ的な現場の知識を。鏡先生からはアドバイザー的に講座の最初と最後に、世界観案内とリーディングを広げる手助けを。地力をつけながら視野を広げられる、素敵タッグでした。
序盤は先生からの発信がどうしてもメインになりますが、終盤になるにつれ、チャット等で双方向な学習に変わっていくのが大変に良きな受講形式でもありました。
自分には無い、他の方のカードの読み方を学びあい、受講生の方のリアル相談を先生+受講生みんなで鑑定するのは、全員の脳を並列化するような楽しさがあり、とても素晴らしい機会に。
今後は講義の学びを生かしつつ、タロットの原稿校正もAIに頼り、チャット形式でのAIタロット鑑定アプリ作りなども試行錯誤していく予定です。技術と神秘の狭間で、それでもなお人が鑑定する意義も見つかるはず。
追記🖊
また講座の最終課題では、大変に恐縮ながら最優秀賞をいただくことができました。
それには連続講座の内容はもちろん、+αとして、単発のオンラインセミナーで受講したYUKINA先生の「タロット速読セミナー」の力も大きかったように思います。
2時間ほどの短い時間に、感覚派ではなく理論派として鑑定をされているプロの手順を、ギュッと詰め込んだ内容になっていました。
まだその半分も身についていないですが、まずはココ!と、予備校の先生に教えてもらったポイントで偏差値が上がった感覚です笑
綺麗に資料にまとめたものをいただいていたので、また読み返したい〜!
Next.js
AIも使ったタロットサイトの本チャン制作はこれからになりますが、予行としてめちゃんこタロット( https://tairot.com/gpt )を公開してあります。
その際、ちょっとWebアプリっぽい動きを実装したくてNext.jsというフレームワークを初めて使ってみました。
この時期はAIによるプログラミングの期待値がだいぶマックスな時期(今後、もっと上がる可能性もありつつ)で、試しにほぼGPT頼りで制作をしました。
公式ドキュメントはほとんど見ずにGPT4に質問しながら制作したので、コードがかなりぐちゃぐちゃに(笑)
今後たぶん改めて作成しなおすことにはなるのですが、それでも動くものが作れる感動がありました。GPT4の使用制限に引っかかった時には、APIも叩きながら制作し、その利用料金は1万円2万円と掛かった気がします。
でも、新しいツールの黎明期に体験できるのが最高ですね。
その最中に公開された、AIエディタの「Cursor」にはいまもお世話になっています。
Laravel
普段の仕事でもプログラミングはちょくちょく書いているので、プログラミングの知識が増えれば自然と仕事に還元できるのが良き流れ。
最近はWebのフロントエンド側の仕事が多かったのですが、AIの力を借りればバックエンド込みの案件も受けれるかなと思い、受注しPHPフレームワークのLaravelを改めて学習中です。
公式ドキュメントを見つつ、動画もみたいな~ということで、こちらの『Laravel 8 From Scratch』を本日、とりあえず一周完了。
英語力が皆無でも最近は、YouTubeの動画であれば自動翻訳字幕がつきますが、こちらはVimeoにアップされていたのが悲しみ。
しかし、ここでもAIの力で解決されています。ありがとうAI。
動画に対して、PremiereProの自動文字起こしと、ChatGPTのAPIによる字幕翻訳でだいぶ内容を理解できるようになりました。翻訳のPythonコードもChatGPTが書いてくれて嬉しい。
Laravelぐらいメジャーなものだと、日本語の動画教材もありそうと思いつつ、フレームワークそのものの理解よりも、とりあえず動くものを作ることがメインの講座が多そうというイメージもあり、今回はこの選択に。
今後もこういった学習の機会があれば、応用できるので最高ですね。
とはいえ数年後には、OSレベルで自動翻訳字幕や、音声自体を日本語に変換してくれるアプリケーションが登場しているのだろうなとも思います。
Fortniteのマップ制作のVerse
同時進行で、フォートナイトのマップ制作も。
コロナなご時世になってからフォートナイトで遊んでおり、その頃から「クリエイティブモード」でのマップ作りを楽しんできました。
そのマップ作成機能が昨年、UEFN・Verseという新機能でパワーアップ。本格的なゲーム開発と同じようなCGやプログラミング制作ツールで、オリジナルマップが作れるようになっています。
こちらも当初から公式で用意されているドキュメントに一番頼りつつも、動画での学習に大いに助けられています。
一番見たのはこの方の動画でしょうか。せんきゅーウォールベック。
一方で、ChatGPTはまだVerseの知識が入っていないので、直接的なサポートを得づらいのが悲しいところ。とはいえ、アルゴリズム的な部分を書く時にはめちゃありがたい。
そしてここ数年、オフラインでの勉強会に参加する機会も無くなっていましたが、その機会もたびたびあり、主催の方々に感謝の極みです。
新しいマップも作成したい。
おわり
日本語の情報があり日本の仲間と学べるのが一番最高でありつつも、AIの補助があれば独学も非常に捗りやすくなってきているのが、これからの世界なのかなと思います。
個人としては、色々と平行しすぎてリリース速度が亀さんになっている点が残念ではあるのですが、学べること自体に今年は感謝を捧げつつ回していければこれ幸いです。
ありがとう人間。ありがとうAI。