自分の中で、「疲れ」がたまるイメージとして、「疲れの塊」がある。この塊が大きくなるほど、パフォーマンスが落ちたり、気分の落ち込みが増えてきたりする。
疲れていたりストレスを感じる環境にいると、バームクーヘンを作るように、少しずつ疲れが積層していく。ストレスが繰り返されるごとに、堅く、大きくなっていく。
通常は、疲れのもとになる事象から離れたり、自分なりの休み方をすることで、この塊を小さくする。
生きていると、大きくなったり小さくなったりを繰り返すのが常だ。このバランスが取れている間はいい。
けど、生きていると、大きくなる一方になる時が来る。ストレスが強かったり、その状態が長く続いた時だ。
そんな時、自分の中では「グッ」と踏ん張っている。踏ん張ると、この塊をさらに強固な殻で覆って締め付けるようなことをしている。
踏ん張った直後は頑張れる。けどこれを繰り返してしまうと、多少のことでは小さくできなくなる。何層にも重なり、密度も高い。
これを少しずつ削って小さくするには、時間が必要になる。長期の休みだったり、大きなストレスと離れる状態を維持するなどだ。
人生には踏ん張って殻をつけなきゃいけない時もくるけど、そのあとは、その殻を優しく剥がしてあげて、バランスをとっていきたい。